過去ログ - 海未「新しく入部してきた一年生たちがヤバすぎるのですが……」
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11:名無しNIPPER[saga]
2015/12/20(日) 01:14:02.85 ID:amU1ceNcO

空中から飛び掛かってくる凛に真姫も反応はしていたが、反撃は不可能。
防御するだけで必至だった。

第一撃の右の殴打はなんとか払えたものの、それまで。

重力を追い風にした凛をどうにかすることなど難しく、堪えきれずそのままなし崩しに倒れ込まされた。


真姫「ぅぐっ…!」

凛「あはっ、やっと捕まえたにゃ」


馬乗り状態になった途端、容赦なくその真姫の顔面に拳を振り下ろす。


真姫「うぁっ…!」

凛「大人しくしてね。あと20発くらい殴ったら終わりにしてあげるから」

真姫「…誰が貴女なんかに従うと思ってるのっ」


下に位置しながらも真姫が放った拳は凛の顔面に直撃した。

これは完全なる凛の油断であった。
自分が圧倒的優位な体勢にいるという慢心からの。


凛「ぐぎゅっ!? こ、このっ!」

真姫「さっさとそこから退きなさいよっ!」


そこからは決して綺麗とは言えない殴り合い。

互いが互いを掴んだまま離さないのだから、殴って殴られ、殴られては殴り返しての繰り返し。




周りがざわつき始め、顔を上げると何人もの教師が二人を囲んでいた。


「星空、西木野、生徒指導室に来なさい」


これ以上続ける無意味さを二人も理解していたので、あっさりと教師にはいと頷いた。



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