20: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2015/12/20(日) 00:38:07.65 ID:OZ5mIP6Co
彼女の指先が蠢くたびにとろけそうな快感が腰を砕かせ、すでに、下肢は動かせない。
堪えようとするたびに上半身が前に倒れ、今となっては、左前腕すべてを机についてしまっていた。
唇の愛撫は、絶妙なペースでにじり寄るようにペニスを飲み込み、反芻するように吐き出し、
再び飲み込む時には舌が亀頭を襲う。
サキュバスA「……盤面もそろそろ終わるでしょうか。名残惜しいですが……それでは、ご馳走になりましょうか?」
睾丸への指の愛撫はそのまま、口淫はスピードを上げる。
一往復ごとに、魂が吸い取られていくような。
下肢の肉そのものを、どろどろに溶かされて啜られるような。
やがて、その感覚は腹部、胸部にまで襲ってきて――――喉までも凍り付いた。
口元、鼻、目、――――――やがて脳髄までも飲み込まれたような、一瞬の暗転。
直後に弾けて、全身の神経が暴走する浮遊感を覚える。
来た時とは逆を辿るように、脳髄を駆け下り、目、鼻、口、喉、胸、腹と、感覚を取り戻していく。
下肢のつま先からもまた同じく、感覚が取り戻されていき、その二つの感覚の再生は、
股間……陰茎と睾丸へ凝縮していく。
さながら、大爆発の直前、空間が凝縮し歪むように。
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