47: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2015/12/21(月) 01:31:26.09 ID:XgxBb1XIo
口で拒絶を示していても、それは違う。
彼女が股を閉じないよう、股間を擦るようにねじ込んでいた脚には、ズボンを湿らせるような蜜の滴りを感じた。
彼女は、サキュバスAは……嫌がってなど、いない。
そこで唇を乳房から離し、回していた腕も抜き去るが、まだ、止めはしない。
左手の人差し指と親指を幾度か擦り合わせ、感覚を確かめる。
本来なら、こんな事に使いはしない。
使ってはいけない。
分かってはいながら――――どこか嗜虐的な好奇心が巻き起こる。
乾いた空気の中に小さな破裂音が何度か響いたのは、彼女の耳にも聴こえただろう。
潤んだ瞳が、こちらの顔へ真っ直ぐと向けられる。
覗けたのは、恐怖、そして……紛れもない、背徳の期待を孕んだ哀れな眼差し。
左手の指で、彼女の右の乳首を強く抓む。
サキュバスA「あっ……あぁ……っ」
息も荒く乳房に繋がれた「指」を見据える彼女は、段々と息を荒くする。
自分の身に何が起こるのかを、理解しかけているのだろうか。
じらすように、間を外すように、その実、精神を集中する。
――――――そして淫魔の果実を、「電撃」が抜けた。
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