過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ6】
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◆QhFDI08WfRWv
[saga]
2016/01/03(日) 14:06:27.85 ID:ZzKecua3o
天乃「さっきの攻撃、どうして察知出来なかったの?」
九尾「主様に聴覚が無かったからじゃ」
天乃「え?」
九尾「本当に微音ではあれ、落下音があった。が、主様はそれが聞けぬゆえ、妾の独断で一歩下がらせた」
それでもほとんど無意味じゃったが。と
九尾は悔しそうな言葉を呟いて、スタークラスターの巨躯を見上げる
しかし、天乃には疑問があった
音が聞こえなくても
攻撃してくる。と言うのは気配で判るからだ
だが、今回は気配すら察知できず、あまつさえ回避すら出来なかったのだ
それを察してか、
九尾は深刻そうな顔を、天乃に向けた
九尾「主様が車椅子の車輪で蟻をひき殺したとしよう。そこに、殺意はあるかえ?」
天乃「な……まさか」
九尾「彼奴にとって、主様らなどそれと同じ。道端に転がる弱者でしかないということじゃ」
天乃「……………」
九尾「足止めは出来ん。きゃつは平然と妾たちを踏み越えてゆくぞ」
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