過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ6】
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609: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2016/01/05(火) 22:19:59.50 ID:C8sml+Ggo

夏凜「……邪魔」

九尾「邪魔をしておるからのう。それは当然じゃろうて」

樹「……?」

みんながもう、寝ているような時間

静かとは言え、眠れていなかった樹の耳には

そんな二人のやり取りが鮮明に聞こえてくる

九尾「出てどうする。行ってどうする。お主には何もできることなどなかろう」

夏凜「わからないじゃない」

九尾「なにゆえ、そう思う」

夏凜「聞いたわ。天乃が記憶喪失になったって」

九尾「ふむ。それで?」

夏凜「捧げものがどこに行くか知ってる? 神様の手元なのよ」

夏凜の声は冷静なように聞こえはするが

その実、激しくたけり狂っていた

樹と同じなのだ

頑張って守った結果の代償を受け入れられなかったのだ

夏凜「だから……取り返しに行く。神樹様の所に」

九尾「それを無駄だと言っておるのが解らぬのか、たわけッ」


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