過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ6】
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730: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2016/01/07(木) 22:09:50.28 ID:XhmBSahNo

樹「九尾さん、お話。いいですか?」

九尾「断ると言ったら、お主はしなくても良いのか?」

樹「……………」

九尾「ふむ……まぁ、妾の投げかけた問に関することならば、致し方あるまいか」

月明かりだけの、暗い病室

そのせいで九尾の表情には影が差し、見えなかったが

樹は不思議と、いつもの愉悦に満ちた嫌味な笑ではないだろうと、思った

天乃のように感情を察しやすい観察眼は持ち合わせてはいないが

それでも、なんとなくそう感じた

それはきっと

樹「私が気持ちを諦めたら、九尾さん達も近づくことはできなくなる」

九尾「……………」

樹「違いますか?」

九尾もまた、

九尾「その問に否定の句は無い」

樹達と同様に、主である天乃を失うことにほかならないからだった


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