過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ6】
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891: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2016/01/10(日) 00:02:31.61 ID:bjWBRDtNo

天乃『――これで、我慢して』

『……ありがとう』

男性のお礼

それに対する天乃の返答はなく

そのまま男性の言葉が続く

『僕の我儘なのにね』

天乃『そうね。残念ながら、何も思い出せないし』

それはそうだ

ただの記憶喪失ではないし

そうであったとしても

その失われた記憶にいるのは

男性ではなく、樹だ

思い出せるわけなどない

『大丈夫だよ。もしも思い出せなかったら。これから作っていけばいいんだから』

天乃『……そうね』

男性の言葉とは正反対に

天乃は少し、寂しそうで

天乃『今日の夕方……よね? 犬吠埼さんに言ってくれた? 転院の件』

『ああ、言っておいたよ』

天乃『ありがと』

そういった天乃に答えようとした樹だったが、

大赦職員の接近に、仕方がなく。引くしかなかった


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