過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ6】
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9: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2015/12/20(日) 17:52:17.33 ID:1AIsMP2uo

天乃「…………」

音が聞こえたなら

もっと凄いと感じるのかもしれない

駆け抜ける九尾の軌跡に散らばる木屑を一瞥して、天乃は思った

体に感じる風は以前乗った覚えのあるジェットコースターの比ではなく

固定具がなく、揺さぶられる危うさは息を付かせる暇を与えない

けれど、

だからこそ

天乃「九尾、突っ込んで」

九尾「承知」

あれだけ離れていた魚座のバーテックスが

接近に気づき、回避動作を思考する頃にはもう肉薄する

天乃「遅いわ」

剣の切っ先が厚いはずの装甲をものともせず、うお座の体を真っ二つに切り裂く

天乃「大胆な料理もたまにはいいと思うのよ」

九尾が駆け抜けた背後で、真っ二つに引き裂かれた巨躯が崩れ落ち、

封印を施すまでもなく、御霊が露出した


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