過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ6】
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961: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2016/01/10(日) 19:29:01.05 ID:bjWBRDtNo

「やあ、調子はどうだい?」

天乃「今日は火曜日じゃなかったかしら? 学校はいいの?」

「昨日だって月曜日。平日だよ」

男性は悪びれる様子もなく、苦笑すると

平気さ。と、続けた

「僕は別に学校になんて行かなくてもいいんだ」

天乃「……貴方も私と同じだったりするの?」

「いや、ただ。僕には家庭教師がいてね。勉強すべきところはもう済んでるんだ」

天乃「友達が待っているんじゃないの?」

「友達には友達が居る。でも、君にはもう。僕だけしかいないからね」

男性の羞恥心見え隠れする表情は

どこか、嬉しそうにも見えたが、天乃は小さく息をついて、首を振る

天乃「犬吠埼さんがいるわ」

「彼女はここにはいないよ」

天乃「でも……ううん。そうね。あの子も患者の一人。簡単には外出できないわよね」

そう。だから

私にはもう。この人くらいしかいない

でも、どこかで期待してる

あの子が、犬吠埼さんがもう一度、会いに来てくれることを

そんなことは、ありえないのに


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