過去ログ - エツァリ「どこまでもお供しますよ、御坂さん」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/01/08(金) 21:57:32.05 ID:JH8XbMho0
黒い嵐が美琴を中心にして巻き上がり、彼女の姿を一瞬で闇の中へと閉じ込める。
それは、空に伸びる一本の柱。
普段なら、盾となり剣となり、彼女の身を守る騎士である砂鉄の集合体は、
――果実を絞るように、その身をせばめた。
「ぁああああああ!!!!」
断末魔の叫びだった。砂鉄の一つ一つが、美琴の肉を抉り取らんと容赦なく体を這いずりまわる。
痛い、痛い、痛い、痛い。
言葉では足りない、恐ろしい程の痛覚の叫び。
気が狂いそうだった。意識を手放して尚迫り来る壮絶な危険信号。
皮膚が裂け、体中から赤色の液体をぶちまかれた。
その液体を巻き込んで、黒い嵐は赤い嵐へと成り果てる。
――けれど、これでもまだ、足りない。
こんなものでは、自分を壊すには甘すぎる。
一万人を殺した罪だ。
この程度の拷問では、あの子たちも報われない。
もっと、もっと痛めつけなければならない。
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