過去ログ - エツァリ「どこまでもお供しますよ、御坂さん」
↓
1-
覧
板
20
7
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/12/22(火) 23:02:13.84 ID:pSrHbXqf0
その目は、ただ御坂美琴という「お姉様」だけを映していて。
けれど、決して空虚ではなかった。
人形なんかじゃ――なかった。
(あ、ああ、あぁあ……)
命の灯火を消える寸前で手に入れた、自我の萌芽。
慈しみや愛おしみの源泉であるそれは、図らずも9982号が最期に抱いたものと、よく似たものだった。
ああ、“彼女”もきっとこんな気持ちだったのですね、と胸に温かな気持ちを抱いて、
「ミサカは、貴女に生きていて欲しいです、と――」
そう言って不器用に笑顔を作った彼女は。
それを馬鹿にしたように嘲笑う彼に。
「――――お姉様に、懇願します」
姉の眼の前で、殺された。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
88Res/52.72 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - エツァリ「どこまでもお供しますよ、御坂さん」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1450792614/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice