過去ログ - エツァリ「どこまでもお供しますよ、御坂さん」
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78:名無しNIPPER[saga]
2016/01/11(月) 21:53:24.17 ID:WzPqMnCJ0

一ヶ月前――彼は学園都市に送り込まれた。
「上条勢力」の危険性を調べるために。そして、危険だと上が判断した場合、彼らの繋がりを崩壊させるために。
そして、御坂美琴は監視対象の一人だった。
日常的にあの幻想殺しの少年と、追いかけっこという名のじゃれ合いをするという、レベル5の第三位、「超電磁砲」。
「上条勢力の一員になるかもしれない人物の一人」として、視察をしにいって――目を奪われた。

誰にでも分け隔てなく接するくせに、誰にも隙を見せない少女。
どこまでも溌剌に振る舞うくせに、誰にも本音を言わない少女。


綺麗で、その上で人間味溢れていて――そう、素敵だったのだ。


本当につまらない言葉でしか表せないほど、エツァリは御坂美琴を好きになった。
それは純然たる事実だった。

別に彼女の特別になりたかった訳ではなかった。
御坂美琴を、街ですれ違った時に目を追ってしまったり。
監視の名目で、こっそり姿を追いかけたり。
そういう些細なことが、彼には嬉しかった。




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