過去ログ - 【ダンガンロンパ】マダライファンタジー 光の八つ子と闇のレクイエム【安価コンマ】
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68: ◆z.6vDABEMI[saga]
2015/12/24(木) 21:25:30.20 ID:x1V/fjQBo
>>67

そんなことより……このままだと動きにくくて仕方がない。
さっさとこの不便な姿を何とかしなければ……。

ふぅ、とため息を付いてから、俺は自分の体を動かそうと試みた。

実体を伴わない影が、自分の体の一部であると理解する。
動く部分と動かない部分に境目を付けて、自分であることを思い出させる。
それは腕、足、それから全身にゆっくりと広がっていき、暖かく俺を包み込んでいった。

人間の形のきぐるみを着ているような感覚だ。

体は宙に舞い、そしてやがて一つの個体として地に降りたった。



セレス「……勇者様」

一式「ん?これは……」

右を向く。腕がある。
左を見下ろす。足がある。

鏡を見る───違いない、いつもの俺じゃないか。

一式「元に戻った……のか?」

老人「あばばばば……こ、これは……これはま、魔人の……」

一式「は?」

セレス「この者は放っておけばいいのです」

一式「そうはいかないだろう」

老人「まさ、まさか、貴様……禁忌……」

老人「もしや、【あの方】に反抗」

セレス「【ミュート】」

ぱんっ

老人「」ぱくぱく

一式「今何を」

セレス「……早く行きましょう勇者様。ここにいては、貴方の命を狙う者が現れますわ」

一式「待て……!」




1:もうちょっと詳しく
2:こいつはどうする?
3:言われるままについて行く
4:あくび
5:そのた

↓2


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