過去ログ - 鶴見留美は日陰で過ごしたい
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/24(木) 00:39:23.29 ID:MINR9RW5o
いつもそう。よく知りもしない私のことを大したきっかけもなく好きになって、ぶつけてきて、断られて、簡単に諦めてしまう。私には理解できない。

そんなの、本物の気持ちなわけない。本物の気持ちはそんなことで生まれたりしないし、そんなに簡単に捨てられるものじゃない。

私はそう思う。

「あの、聞いてもいいか?」

「……なに?」

私が無言でいるとそのまま気まずそうに去っていくのが慣例だったけど、今日の彼はまだそこに残っていた。

「俺の、どこが不満なんだ?」

呆れるほど意味のわからない質問だけど、一応律儀に答える。

「どこも何も……。私、あなたのことよく知らない」


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