12: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/12/24(木) 19:42:11.93 ID:kvJDh1Sbo
自信なんて、持てと言われて持てるものではない。
それはプロデューサーも重々承知している。
ただ、ほんの些細なことでもいい、きっかけにさえなれば。
そんなことを考えながら笑みを浮かべる。
「……ふふ」
そんな顔を見ていると、いつの間にか雪歩も笑っていた。
年上の、それも異性から『尊敬している』などと言われたのは、雪歩にとっては初めての経験だった。
嘘や冗談でないことは表情からわかる。
それが読み取れるくらいには、二人の信頼関係は強くなっていた。
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