5: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/12/24(木) 19:35:05.64 ID:kvJDh1Sbo
本来後部座席にいるべきアイドルが助手席に収まっているのも、その努力の一環である。
少しでも異性に慣れるために。
そう言って助手席に乗ることを提案したのは雪歩だった。
そしてプロデューサーは、そんな雪歩の想いを尊重した。
「ほ、本当ですか?」
絶対に無理はしないこと。
そう約束して始まったこの特訓は、今となってはただの習慣になってしまっている。
車中の雪歩を見て、異性が苦手だなどと考える者はそういないだろう。
「こんなことで嘘を言ってどうするよ」
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