過去ログ - 【艦これ】整備兵「鎮守府で働け?」提督「そうだ」2
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42: ◆B/dahWeduk[saga]
2016/01/04(月) 22:03:31.27 ID:zLudkSBS0
【暮鎮守府 試写室】

ザワザワ パチパチ

青葉「というわけで……暮鎮守府の皆様をモデルに青葉と秋雲が計画、また多方面の方々のお力添えで完成しましたこの作品、いかがでしたか!?」シュタッ
以下略



43: ◆B/dahWeduk[saga]
2016/01/04(月) 22:04:01.53 ID:zLudkSBS0
秋雲「またまた、遊びとは聞き捨てならないねぇ〜」

瑞鶴「え、違うの?青葉と秋雲なんて組み合わせ……どうせまた趣味が高じたとか何とかでしょ?」

青葉「もちろん違いますよ!これはれっきとした企画であり仕事なんですから」
以下略



44: ◆B/dahWeduk[saga]
2016/01/04(月) 22:04:31.54 ID:zLudkSBS0
整備兵(この国の……いや、世界中の誰もが知っている日だ。世界各地の制海権を少しずつ取り返していった人類は三年前、ついに深海棲艦最後の拠点となっていたノーフォーク港を陥落させ……それ以降、深海棲艦は全世界のあらゆる海から忽然と姿を消した)

整備兵(地球規模での長期的な掃討戦を想定していた俺達にとって、深海棲艦が一度に消え失せてしまうというのはあまりにも突然の出来事だった。しかし、呆気ないとは全く思わない。……そのたった一回の勝利までに、人類は軍民問わず史上類を見ない破滅的な損害を被った)

整備兵(ともかく、深海棲艦はその後世界のどこにも出現していない。手放しで喜ぶというわけにもいかないが、今はこのノーフォーク攻略戦の日が事実上の戦勝記念日として盛大に祝われている)
以下略



45: ◆B/dahWeduk[saga]
2016/01/04(月) 22:05:06.13 ID:zLudkSBS0
鈴谷「え、まさかこれ公開するの!?」

青葉「もちろんですよ。そのために作ったんですから。これから海軍省に宣伝を打ってもらうので、知名度についても心配いりません」

龍驤「言いたいことが分かったで。……要するに、この映画売り出して金稼ごうっちゅう単純な計画やないか」
以下略



46: ◆B/dahWeduk[saga]
2016/01/04(月) 22:05:36.18 ID:zLudkSBS0
青葉「真面目な記録映画は、もうとっくの昔に他の会社が作っちゃいましたからね。何せAL/MI作戦は、戦争のターニングポイントと呼ばれるほど有名な作戦ですし。この戦いで深海棲艦の囮作戦が完全に挫かれて以降、人類が本格的に優勢となったと言われてますよ」

青葉「……なのでこちらは差別化を図って、ストーリー性を重視したフィクションにしてみました。ですが、これはあくまで史実を元にしたフィクションです。青葉の取材力を総動員して、細部まで事実に近づけることにもこだわりましたよ!」キラキラ

整備兵「いや……うん。本当にほとんど全部が事実にそっくりで、日記読まされてるみたいだった。俺としては見ていてかなり恥ずかしかったんだが……」
以下略



47: ◆B/dahWeduk[saga]
2016/01/04(月) 22:06:05.59 ID:zLudkSBS0
整備兵「……別に俺と白雪のことにも限らず、全部だよ。俺が鎮守府に来た経緯、建物の様子、作戦中の動き……取材が来たことなんて無かったと思うが。……いや、待てよ」

青葉「お、気づきました?」

整備兵「他はともかく、俺が鎮守府に来る前のことを知っている奴はただ一人……そうか、提――」
以下略



48: ◆B/dahWeduk[saga]
2016/01/04(月) 22:06:35.44 ID:zLudkSBS0
青葉「中でも主に、個性豊かな暮鎮守府の方々の恥ずかしい過去を暴露して玩具にしよう……と」

整備兵「台無しじゃないか!おい提督、どうしてこんなのの提案を受けたんだよ!」

提督「基本的にネタにするのは整備兵で俺は脇役だと聞いたから、まあ良いかと思った。観る分には楽しそうだしな。……じゃあ、俺は司令部に戻るぞ。夕食までに雑務を片付けなければならん」スタスタ
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49: ◆B/dahWeduk[saga]
2016/01/04(月) 22:07:06.03 ID:zLudkSBS0
青葉「そんなこともあって、映画のほとんどを実際にあった出来事で占めることができました。長年の夢がついに叶いましたよ」シミジミ

青葉「……まあ、鎮守府外の人はどこまでが本当かなんて分かりませんから、恥ずかしがる必要なんてありませんよ。広い心で受け入れてください!」

整備兵「善処するよ……」ハァ
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50: ◆B/dahWeduk[saga]
2016/01/04(月) 22:07:35.57 ID:zLudkSBS0
整備兵「そう言ってもらえると嬉しいよ」

青葉「整備兵さんが来る前の暮は装備開発などに弱みを抱えていましたからね。司令官と整備兵さんが合わさることで暮鎮守府は完全な力を発揮したわけですから、整備兵さんのおかげで終戦が早まったとも言えます。……ともかく、最後には勝ったんだから良いじゃないですか、ってことです」

整備兵「……ま、そうかもな。結果オーライだ」
以下略



51: ◆B/dahWeduk[saga]
2016/01/04(月) 22:08:05.65 ID:zLudkSBS0
青葉「今日も一緒に来ていたんですか?」

整備兵「何だか分からないけど、ずっと昔から懐いてるからな。女神が暮にいるときはよく一緒にいるぞ。にしても、女神が全ての始まりってのは凄かったな……」

青葉「この女神さんを見て、もしそうだったら面白いなと思いまして。そう言えば、どうして名前が女神なんでしたっけ?」
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52: ◆B/dahWeduk[saga]
2016/01/04(月) 22:08:36.09 ID:zLudkSBS0
青葉「あれ、覚えてませんか?整備兵さんが初めて工廠に行ったとき、『工廠長の妖精が喋った』と言っていたと聞きましたけど」

整備兵「そうか……その話か!正直忘れかけてた。一言二言喋ったように聞こえたけど、そのときは工廠内も騒がしかったしな。あれは気のせいだってことになったんだよ」

青葉「そこから着想を得て広げたのが、今回の物語になったわけです」
以下略



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