過去ログ - 八幡「俺ガイルのキャラをシャッフルする」
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498: ◆rGsyzf.Kp2[saga]
2016/01/17(日) 19:39:08.31 ID:oTUFXHI10
沙希「………ねぇ」

八幡「……………………」カリカリカリカリ

沙希「ねぇって言ってんの」ポン

八幡「……あ?なんだよ」

沙希「何してんの、家帰ってからずっとカリカリカリカリ……不気味なんだけど」

八幡「部活動だよ。こんど文化祭あるからな。そうだ、沙希も来いよ」

沙希「あ、アタシはいいよ……なんか、恥ずかしいし……ってそうじゃなくて」

沙希「家帰ってまで文化祭の仕事?どんだけ余裕ないの?」

八幡「仕方ないだろ……人手も足りねぇんだからよ。……って、来ないの?お兄ちゃんこんなに頑張ってるのに?」

沙希「それにしたって働きすぎでしょ。そういうのってうまく分担して学校だけで回すようにするんじゃないの?」

八幡「スルー?スルーなの?ねぇ」

沙希「アタシの質問に答えな」

八幡「………………」


八幡「……ほんとに人手が足んねぇんだよ。みんなこれくらいの仕事量だ。まったく、ブラックは嫌になるぜ……」

沙希「嘘」

八幡「嘘じゃないって」

沙希「……はぁ」


沙希「見せてみな、アタシも手伝う」

八幡「え、ちょ……それはな……」

沙希「大丈夫だって。何するかだけ教えてもらえれば部外者でも出来ることはあるでしょ」

八幡「いやだってお前塾の宿題だってあるし……まったく無関係な高校の文化祭の準備だぞ?そんなのを手伝ってもらうわけにはいかないな」

沙希「あーもういいから寄越せ」

八幡「あっ…!」

沙希「はいはいなるほどね、こうすればいいの?……うわ、辛そう」

八幡「マジでいいから沙希。お前は自分のことを………」

沙希「兄さんが苦しんでるの見て、ほうっとけるわけないでしょ」

八幡「えっ……」

八幡(いま、兄さんって……)

沙希「すっごい辛そうだったよ。仕事してるときの兄さんの顔」

八幡「う……」

沙希「みっともなくてもカッコ悪くてもいいから頼りなよ、家族を。迷惑だなんて思わないからさ」

八幡「……ありがとう、助かるわ、沙希」

沙希「まったく、素直じゃないね……」


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