過去ログ - 八幡「俺ガイルのキャラをシャッフルする」
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649: ◆rGsyzf.Kp2[saga]
2016/04/03(日) 00:10:19.28 ID:LrTltCTx0
平塚「私はね、学校が好きだ」

八幡「………はぁ」

平塚「たくさんの人間がいて、人間の数だけ物語がある。数多の物語は他の物語と複雑に絡まりあい、青春を彩っていく」

平塚「私は 、その色を観察し、時には自分で描く。これを、人生で一度しか与えられない、特別な経験だと思っている」

平塚「だから人生で一度しかない、この青春の一時一時を全力で謳歌したい。そんな欲求が、私を突き動かしているんだ」

雪ノ下「………初めて聞いたわそんなこと」

平塚「当たり前だ。初めて言ったからな」

八幡「……それで?」

平塚「ん?あぁ……だからこそ、私は教師になりたいのさ」

平塚「すべての高校生が、最っ高に楽しい青春時代を過ごすこと」

平塚「そしてそれによって彩られた"色"を……この目で見続けること」

平塚「これが私の夢だ。どうだ。クサいだろう?」

八幡「ああ、とても」

平塚「ごはッ!?」

雪ノ下「聞いてるだけで恥ずかしくなってくるわね」

平塚「がふッ!?」

材木座「わ、我はかっこいいと思ったが…」

平塚「ええいもういいっ!どうせお前らに理解してもらおうとは思ってない!」

八幡「でもさ」


八幡「素敵だと思うぞ、そういうの」

平塚「………」


八幡(自分でも驚くくらいに、素直な言葉が洩れた)

八幡(そして今……自分でも驚くくらいに、清々しい気持ちになっている)

八幡(よくわからないが……)

八幡(青春をかけがえのないものとする平塚の考え方は)

八幡(本当に、素敵だと。心の底から思えたのだった)



雪ノ下「……あなた、笑えるのね」

八幡「え?……俺今笑ってたか?」

材木座「自覚なし!?何そのクール主人公みたいなセリフ!」

雪ノ下「普段からそうやって愛想よくしていれば友達ももっとできるんじゃないかしら?」

八幡「余計なお世話だよ……」

平塚「……ははっ。違いないな」

材木座「常にへらへらしてる八幡とかなにそれキモ……」

八幡「もうそこらへんにしてくれ!!」




隼人「……………ハッ!!」

大志「ど、どうしたの?葉山くん」

隼人「……なんか、ものすごく惜しいことをしたような気がする……」

めぐり「食べかけのプリン冷蔵庫に置きっぱなしにしちゃったとか?」

隼人「ううん……違うな……なんだろう…」


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