過去ログ - クリスマスパーティー、その後で。原作:俺ガイル
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/12/25(金) 19:00:47.03 ID:eO1MEmUE0
八幡「合鍵あるって雪ノ下は知っているんですよね?」
陽乃「知ってはいると思うな。
だってあのマンションは父名義なんだから、
実家に合鍵くらいはあると思っているんじゃないかしら」
八幡「じゃあ、その合鍵を使って出入りしていることは知っていると思いますか?」
陽乃「知らないんじゃない?」
八幡「それって犯罪じゃないですか?」
陽乃「家族なんだし、うちの親が所有しているマンションなんだから問題ないでしょ?
比企谷君が妹の部屋に勝手に入るのは犯罪だけれど、
妹が勝手に比企谷君の部屋に入るのは問題ないでしょ? それと同じよ」
八幡「たしかに小町が勝手に俺の部屋に入って本とか借りていく事はありますよ。
でもそれは一緒に住んでいるから許される事で、雪ノ下さんの場合は違くないですか?
まあ俺が勝手に小町の部屋に入ったら二度と口を聞いてもらえないでしょうけど。
というか、親父に家を追い出されますね」
陽乃「お兄ちゃんも大変だね」
八幡「いや、生まれてからずっとの付き合いですからそうでもないですよ」
陽乃「わたしもほら。雪乃ちゃんとは付き合いが長いから大丈夫、だと思うよ?」
八幡「さようですか」
雪ノ下が陽乃さんのことを苦手としながらも突き放せない気持ちが
ちょっとはわかったかもしれない。
ただし、この先ずっとだなんてごめんだが。
陽乃「比企谷君サンタがプレゼントを用意するのには時間がかかりそうだから、
かわいそうなゴミいちゃんをしている比企谷君にわたしがプレゼントをあげましょう」
八幡「ゴミいちゃんって……。どうして知っているんですか?」
小町も外では猫かぶっているし、身内を卑下する発言は控えているはずだよな。
しかも小町と陽乃さんの接点なんてないだろうし。
陽乃「さて、どうしてだろうね。…………で、どうする?
わたし、プレゼントしようと思うんだけど、比企谷君は貰ってくれるのかな?」
八幡「有難くもらいますよ。
親も真心が込められたプレゼントは大切にしろって言ってますからね」
本当はここで駄々をこねて長々と付き合うよりは、
おとなしくプレゼント貰って帰りたいだけだけれど、まあいいか。
きっと陽乃さんも俺の下心は知っているんだろうし、とっととすませるかね。
陽乃「大切にしてくれる?」
八幡「ええ、ぞんざいになんて扱いませんよ」
あとでなにをやられるかわかったものじゃないからな。
大切に押入れの奥にでもしまっておきますよ。
陽乃「最期まで?」
八幡「まあ、俺のものになったわけですから、最後まで大切にしますよ?」
陽乃「一度貰ったからには返品不可よ?」
八幡「ずっと俺の手元に置きますって」
陽乃「なら安心かな」
八幡「えぇ、まあ、はい。それでプレゼントはどこですか?」
陽乃「今は用意していないから、
明日の朝比企谷君が目覚めたときに一番最初に目に入るようにしておくわね」
八幡「へぇ、そうですか。……………じゃないですよ。
どうやって俺の部屋に侵入するつもりですか?」
陽乃「それは明日の朝のお楽しみかな?」
八幡「笑ってごまかさないでくださいよ」
陽乃「まあまあ比企谷君、落ち着いて」
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