過去ログ - 小鳥「今日は皆さんに」 ちひろ「殺し合いをしてもらいます」
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29:名無しNIPPER[saga]
2015/12/25(金) 22:32:16.31 ID:4GOSwQl2o
皆が見守る中、受話器に向かって何度かうわ言のように相槌を繰り返す伊織。
いつの間にか初めの勢いは完全に姿を消していた。
そして遂に、

伊織「……新堂……」

伊織は震えた声で執事の名を呟き、そして電話を持った手を力なく下げた。
その様子を見て一同は最悪の状況を察した。

小鳥『これで信じてもらえましたか?
   なお今の通話は信用してもらうために許可しましたが、これ以降は繋がりません』

伊織「……なんでよ。なんで、こんな……」

伊織の執事が彼女に何を言ったのかは分からない。
しかし、決して常識に欠けていることなど無く、
寧ろリーダーとしての高い資質を備えているはずの彼女が、
『殺し合いゲーム』を事実であると認めた。
そのことが、これ以上ない説得力を以てアイドル達に非情な現実を突き付けた。


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