過去ログ - 小鳥「今日は皆さんに」 ちひろ「殺し合いをしてもらいます」
1- 20
923:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 22:14:51.33 ID:zDg1x824o
それは、李衣菜だった。
李衣菜がフライパンを持ち、そこに立っていた。
本来は殺傷の武器ではないフライパンだが、
言ってしまえば鉄の塊である。
至近距離での不意打ちに使えばそれなりの効果を発揮した。
以下略



924:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 22:18:59.65 ID:zDg1x824o
それは様々な要因が重なって起きた出来事だった。

あずさが鞄で李衣菜の打撃を防ごうとしたこと。
李衣菜がその鞄に向けて繰り返しフライパンを打ち下ろしたこと。
あずさの静止を聞けるほど冷静ではなかったこと。
以下略



925:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 22:20:59.73 ID:zDg1x824o
あずさ「ひッ……ぃああぁああッ!!」

突然顔を押さえて叫び声を上げたあずさと、目と鼻をつくような臭い。
それは一瞬にして李衣菜の思考を攻撃から退避へと転換させた。

以下略



926:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 22:24:18.00 ID:zDg1x824o
それを聞き、みくと蘭子は森に向かって走った。
その後を追って李衣菜も走る。
走りながら李衣菜は振り向き、あずさの様子を見た。

あずさはよろけながら立ち上がったが、数歩歩いて再び倒れる。
以下略



927:名無しNIPPER[sage]
2016/01/31(日) 22:28:07.98 ID:zheOlf+c0
帳尻が合い始めましたねぇ〜
和解不可能ですね〜


928:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 22:29:16.78 ID:zDg1x824o



あずさ「あぅ、あぁあッ……ゲホッ! ゲホッ!」

以下略



929:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 22:33:14.99 ID:zDg1x824o
唐突に聞こえたその声に、あずさは反射的に顔を上げる。
そして直後、更に二人の声が自分の名を呼んだ。

伊織、雪歩、真美の三人が、恐らくこちらに向かって走ってきている。
それに気付いたあずさは、
以下略



930:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 22:39:37.59 ID:zDg1x824o
あずさ「……私ね、すごく危ない酸を浴びちゃったの……。
    ほんの少し体に付いただけで死んじゃうような、危ない酸……。
    今も多分、体のどこかに付いてるわ……だから……」

伊織「は……はぁ!? 何よそれ……お、大げさに言ってるだけでしょ!?
以下略



931:名無しNIPPER[sage]
2016/01/31(日) 22:41:40.23 ID:XAbbrvAa0
あずささん満を持して初登場かと思ったら速攻wwww
まあスタートダッシュ出遅れたのが敗因だな


932:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 22:43:50.07 ID:zDg1x824o
数メートル先であずさが、「自分に触れると死ぬ」と言い、泣いている。
この異常な状況で、伊織は考えた。
眉根を寄せて一瞬目を伏せる。
そして、

以下略



987Res/471.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice