過去ログ - 小鳥「今日は皆さんに」 ちひろ「殺し合いをしてもらいます」
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963:名無しNIPPER[saga]
2016/02/02(火) 22:47:36.43 ID:iMFSYJ63o
蘭子の意志を確認し、李衣菜は肩から手を離した。
そして一歩下がり、蘭子とみくの二人に視線をやる。

李衣菜「それじゃ……早く森に隠れて。
    二人がここから見えなくなったら行くから」
以下略



964:名無しNIPPER[saga]
2016/02/02(火) 22:49:29.43 ID:iMFSYJ63o
二人と別れ、李衣菜はまず窓の割れた民家へと向かった。
ある程度近付いたところで、可能な限り足音を消して慎重に忍び寄る。

どうやら人の気配はないようだ。
恐る恐る窓から中の様子を窺う。
以下略



965:名無しNIPPER[saga]
2016/02/02(火) 22:51:14.71 ID:iMFSYJ63o
次から次へと湧いてくる疑問と嫌な想像を、李衣菜は頭を振って追い払った。
それより今は人探しだ。
集中しなければ。

李衣菜はゆっくりと長く息を吐き、もう一度神経を張り詰める。
以下略



966:名無しNIPPER[saga]
2016/02/02(火) 22:52:09.39 ID:iMFSYJ63o
気のせいかも知れないほど一瞬だったが、聞こえた。
今調べようとしていた民家ではない。
もっと離れたところだ。

李衣菜は目を閉じ、声の聞こえた方に神経を集中させる。
以下略



967:名無しNIPPER[saga]
2016/02/02(火) 22:54:50.09 ID:iMFSYJ63o
李衣菜は思わず名前を呼んで駆け出しそうになる。
しかし寸前でその衝動を抑えた。

そうだ、安心するのはまだ早い。
二人以外にも誰か居るかも知れないんだ。
以下略



968:名無しNIPPER[saga]
2016/02/02(火) 22:56:57.09 ID:iMFSYJ63o
13:30 渋谷凛

凛と智絵里は今、休憩を挟みながら森と海のちょうど境目辺りを歩き続けている。
少し前までは集落の近くまで行っていたのだが、
二人はそこへ足を踏み入れることはなかった。
以下略



969:名無しNIPPER[saga]
2016/02/02(火) 23:01:51.60 ID:iMFSYJ63o
だから二人は、集落の探索は後回しにすることにした。
それより先に海岸線の探索を済ませ、
可能なら仲間を増やしてから集落を探索しようと、そう決めた。

そうして今、探索を続けている二人だが、
以下略



970:名無しNIPPER[sage]
2016/02/02(火) 23:03:23.30 ID:j+JcOeiE0
だめだ凛ちゃん、そこを調べるのは


971:名無しNIPPER[saga]
2016/02/02(火) 23:05:43.87 ID:iMFSYJ63o
砂浜の一部が、不自然に盛り上がっている。
誰かが意図的に砂を盛って山を作ったか、
あるいは……そこに何かが埋まっているかのようだと、二人は思った。

凛「……行ってみよう」
以下略



972:名無しNIPPER[sage]
2016/02/02(火) 23:06:13.31 ID:KS8lbbYmo
最初の場所か…


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