過去ログ - 紗南「付き合いを抱きしめて、今」
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67:名無しNIPPER
2015/12/26(土) 11:26:46.02 ID:E+lG9n6i0
茜P「ある日謎の放火事件が起きた…まだ家の中に人が取り残されていると言うのに、炎の勢いが強くて誰も近づく事さえ出来なかった。おまけにどれだけ放水しようが、化学消化剤を使おうが一向に炎は弱まらなかった。」

茜P「中に人が取り残されているのを黙って見過ごすことは出来ない。隊員の1人がそう言った…一番若いヤツだった…俺たちも皆同意だった。」

茜「………」
以下略



68:名無しNIPPER
2015/12/26(土) 11:40:20.95 ID:E+lG9n6i0
茜P「誰も俺を責めなかった……人の命を救おうとした事は間違いじゃなかった、と……ただ、あの火災が異常なだけだったんだ、と……」

茜「………」

茜P「……そう、ある意味では異常な火災だった…突入した時点で生存者は居なかった。ただ、それは火災によるものではなく…鋭い牙と爪によるものだった。」
以下略



69:名無しNIPPER
2015/12/26(土) 11:53:58.08 ID:E+lG9n6i0
茜「奪ったのは茜Pさんではなくて、その怪物じゃないですか…!!茜Pさんは…救おうとしたんじゃないですか…!!」

茜P「俺があの時突入を止めていれば……俺の判断のせいで……」

茜「そんなの…そんなの……えっと……えっと……!!」
以下略



70:名無しNIPPER[sage]
2015/12/26(土) 11:55:20.75 ID:A8mB+FAAO



71:名無しNIPPER[sage]
2015/12/26(土) 11:56:00.01 ID:KKutte9AO
茜Pさんは何も悪くありません!隊長としての判断なら何も間違っていませんし、何度でも言いますが、本当に悪いのはその怪物です!


72:名無しNIPPER
2015/12/26(土) 12:07:49.22 ID:E+lG9n6i0
茜「茜Pさんは何も悪くありません!隊長としての判断なら何も間違っていませんし、何度でも言いますが、本当に悪いのはその怪物です!!」

茜P「だとしても……」

茜「ううう……トラァァァァイ!!」
以下略



73:名無しNIPPER
2015/12/26(土) 12:16:31.48 ID:E+lG9n6i0
茜「聞いた事があります…男の人が…辛そうな時は……人肌で温めてあげるんだって……私、体温の高さなら誰にも負けない自信があります…!!」
ギュゥゥゥゥゥゥ…!!

茜P「………茜……」

以下略



74:名無しNIPPER
2015/12/26(土) 12:28:30.61 ID:E+lG9n6i0
茜(茜Pさんのお話の怪物……許せません!!命は…とても熱く燃える大切な物なのに…もし、出会ったら……熱くなるのを抑えられるかどうか分かりません…!!)

茜(私には難しい事は分かりません…でも、人の未来を奪うのが悪いことだって言うことは……分かります!!それは…許されないことです…!!)

茜(許せない…!!絶対に…許せない!!私は……!!)
以下略



75:名無しNIPPER
2015/12/26(土) 12:36:29.70 ID:E+lG9n6i0
茜(炎は人を温め、人を幸せにすることもできると教えてくれた……茜Pさんなら…!!)

茜「茜Pさん…」

茜P「………」ギュッ…
以下略



76:名無しNIPPER
2015/12/26(土) 12:47:01.92 ID:E+lG9n6i0
紗南Pの部屋



紗南P「俺っちだけ1人部屋かぁ……納得はいくけど納得はいかない。」
以下略



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