138:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:05:16.46 ID:n2iMbe3/0
「車でも入ってこられないとか……秘境すぎるでしょ……」
いつもみたいに運んでくれるきらりちゃんが今日は居ないので自力でえっちらおっちら登っていく。
139:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:05:47.95 ID:n2iMbe3/0
呼吸ひとつ乱れるような雰囲気は無い。すごいひとなのかもしれないと思うわ。
あれだけの人数をいっぺんにプロデュースするっていうのはやっぱり体力が
必要なのかしら……。
140:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:07:03.90 ID:n2iMbe3/0
目的地はて山の中腹にあるそうで……ちゃんと見えて来たわ。皆が旅館だよ、と聞いたらすぐに思い浮かぶような建物。
木造で平屋建ての年季が入った旅館。
カメラさんとかが先に入って女将さんとかとあいさつしている間に私たちは
141:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:07:40.95 ID:n2iMbe3/0
部屋では杏ちゃんがさっそくお気に入りのうさぎさんを枕にぐでぇっとしている。
TVカメラが無いところだと本当にこんな感じなのね……。
かわいいわ……。
142:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:08:20.68 ID:n2iMbe3/0
「メイクまで時間があるわね」
「そーですねぇー」
143:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:09:12.83 ID:n2iMbe3/0
「楓さんはつかれてないの?」
「うーん、ちょっとだけね」
144:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:09:49.10 ID:n2iMbe3/0
しばらくしてスタッフさんが呼びに来てくれた。
こんな山の奥だから荷物はそこまで多くは運べなくて、個別にメイク部屋を
145:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:10:36.32 ID:n2iMbe3/0
卓に姿見を横に置いて二人分の鏡を作った。
「これから温泉にはいるってのになんでメイクなんかするんだよぉ……」
146:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:11:45.45 ID:n2iMbe3/0
メイクさんがやりづらくないようにきちんと顔の角度をずらしたり、体の向きを
変えたりと口ではいやがっているように見せかけてこういうところは真面目に
する子なんだとわかると少しほほえましい。
147:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:12:20.31 ID:n2iMbe3/0
「良く似ているわ」
「そう? まぁ……あれはね……真似しやすいから」
付き合いもそれなりにあるしねぇ……。と言ってむきなおった。
148:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:13:12.49 ID:n2iMbe3/0
「まだ間に合う! 五月の連休 温泉旅!」
旅館の前で撮影が始まった。
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