160:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:21:39.75 ID:n2iMbe3/0
それから一時間ぐらいたったのかな、担当のプロデューサーが私を呼んできて
再開になったの。
161:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:22:17.70 ID:n2iMbe3/0
「ねえ楓さん」
唐突に杏ちゃんが向こうを眺めたままぼそっと呟いた。
162:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:23:29.59 ID:n2iMbe3/0
「いや、いいんだよ楓さんがうちのプロデューサーが好きでも」
認めてないわよ。だなんて台詞を吐いてもここでは恥の上塗りかしらね……。
163:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:24:16.15 ID:n2iMbe3/0
「そうそう。あれで頼りになるからねー、くらっときちゃう子もいるかもねーって話。
みんな言おうとしないけどね」
「言おうとしない?」
164:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:24:44.91 ID:n2iMbe3/0
「いや別に弱みを握ろうとかそういうのじゃないよ」
ただ……と続けた。
165:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:25:17.24 ID:n2iMbe3/0
同じ部屋に戻った時、部屋は暗く杏ちゃんはうさぎさんを抱いてもう夢の中でした。
あれほど大人びた言動をしていた子だとは思えないぐらいの安らかなあどけない寝顔だったわ。
166:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:25:45.33 ID:n2iMbe3/0
翌朝の出発。
荷物をまとめて玄関にいるとプロデューサーがやって来て
167:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:26:18.94 ID:n2iMbe3/0
…………。
168:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:28:05.64 ID:n2iMbe3/0
「今後ともシンデレラプロジェクトを宜しくお願いします」
「こちらこそ……杏ちゃんにはいろいろお世話になりましたし」
169:名無しNIPPER
2015/12/29(火) 04:29:01.13 ID:n2iMbe3/0
彼はぺこりと礼をしてどっかへ行ってしまった。あれ……私いまとんでもないこと言ったかもしれない。
プロデューサーに会えるのが嬉しい……みたいなこと……言っちゃった…
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