123: ◆jFOAtUBOww[saga sage]
2016/01/06(水) 15:57:43.35 ID:a7CKZk8Z0
第10話「スーパーノヴァ·本心に従え!」 その1
雷滅とティアはバットに武器で攻撃したが、羽で防御されてしまっていた。
「ちっ、あの羽硬ぇ···しょうがねぇ、使ってみるか!」
雷滅は数日前に敬座から貰ったキバユニットとタツロットを使い、「キバエンペラー」に変身した。
「すごぉい」
「何なのよ、その姿!」
「コウモリにはコウモリ、ってね。」
雷滅はバッシャーフィーバーを発動し、バッシャーマグナムを連続で発射した。
「···あたしも!」
ティアはライジングイクサに変身して雷滅を援護した。
「ぬわっ!くっ···仕方ない、ここは一旦退くわ!」
バットはそれなりのダメージを負ったが、すぐに逃げてしまった。
「ああっ···逃げちゃった···」
家に帰った滅正と知残は敬座にノージャスの様子を聞いた。
「敬座!ノージャスは?」
「····あ、ああ。なんとか目は覚めた。でも···」
「ん?でも何だって?」
「いや、何でもない···」
敬座はノージャスの本音がまだ心に引っ掛かっていた。
敬座はまたノージャスの部屋に行き、彼女の様子を見に行った。
ノージャスは眠っていた。
「眠り足りなかったんだな···あの時。」
敬座は自分の部屋に戻っていった。
(ノージャス···お前は自分が人間じゃないことを相当気にしていたのか···)
敬座は部屋に戻ってからも悩んでいた。
デスクに飾ってある四人の集合写真に写っているノージャスは笑っていたが、その笑顔の裏に悩みを隠していたことを考えると、複雑な気持ちになった。
「俺は···お前のことを···絶対···」
呟いたとき、滅正と知残の声が聞こえてきた。
「敬座!敬座!面倒なことになった!」
「ノージャスがいないの!どこにも···」
「なんだって!?」
敬座はすぐに立ち上がり、部屋を出た。
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