過去ログ - 二次創作SS 仮面ライダー雷滅
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23:gjk3dsi92nf[saga]
2015/12/26(土) 14:30:29.62 ID:dJ8Une0y0
本編開始です

第1話「ライダー·チェンジ」 その1

「滅正、起きて!」
知残の声で、滅正は目を覚ました。
「あっ、知残···おはよー」
滅正は枕元に置いておいた眼鏡をかけた。
「んっ···今何時?」
「7時半過ぎたよ!今日は映画観にいく日じゃん!」
「うおっ、やっべ!」
時刻を聞いた滅正はベッドから飛び出し、身支度を始めた。

7時45分ごろ、身支度を終えた滅正と知残は大急ぎで家を出た。
映画館のあるショッピングモールに着くと、中でノージャスと敬座が待っていた。
「遅いよ、滅正!」
「わーりわーり、寝過ごしちまって···」
「まあまあ、倒辛も神川も来たんだし、席取りに行こうぜ。」
「そうだね。」

11時25分ごろ、映画を観終わった滅正は大粒の涙を流していた。
「うぅ···最近の映画は泣かせるのが多いな···」
そんな滅正に、知残はハンカチを渡した。
「泣き虫だなぁ。でも感動出来るのは良いことだよ。滅正のいいとこってそこでしょ。」
「うん、ありがとう···。 あ、ハンカチは自分のあるから大丈夫だよ。」
滅正はハンカチをポケットから出し、涙で濡れた目の周りを拭いた。
拭きながら、彼はその場にノージャスと敬座がいないことに気がついた。
「あれ、知残、ノージャスと敬座は?」
「今二人とも抽選会にいってるはずだけど···」
その時、滅正の携帯から木魚の音が鳴った。
「敬座から着信だ!」
知残はそんな事よりも、滅正の着信音が気になっていた。
「えっ、それ滅正の着信音!?」
「うん。ゴーストの御成のやつ···はいもしもし?」
「と、倒辛か! クロードが出たんだ、怪人が!」
「なんだって、それは本当かい!? わかった、すぐいくよ!」
滅正は電話を切り、知残にクロード怪人の出現を伝えた。
「クロードの怪人が出たらしい、行こう!」
知残は一瞬戸惑ったが、返事をした。
「えっ、卯、うん。わかった!」
二人は敬座の元へ急いだ。


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