48:gjk3dsi92nf[saga]
2015/12/28(月) 20:18:34.59 ID:95ZtaLIO0
第2話「奴らの目的」 その3
コーヒーを飲み終え、支払いも済ませて店を出た滅正は、ロギーの情報を頼りに、スパイダーの目撃情報があった場所を回った。
最初に、人気のない不動産会社の跡地に行った。
「ここが最後に目撃された場所だよな。」
「その通り」
何処からか声が聞こえた。
滅正が振り向くと、屋根から飛び降りて着地したクロードスパイダーがいた。
「やっぱり生きてやがった。探す手間省けてラッキーだぜ」
「せっかくだから我らクロードの目的を教えてやる。」
「なん···だと」
「この組織の目的は全世界の支配。『感情操作』による理想郷を創ることだ。」
「···今思い出したぞ。お前、俺を誘拐して改造させた奴だったな。」
「思い出してくれて嬉しいぞ。だが元暗殺者としてお前をこの手で···」
「望むところだよ。お前を仕留めて知残に認めてもらう!変身!」
滅正は雷滅に変身し、クレイジーナイフで斬りかかった。
だがスパイダーの素早さで避けられ、反撃を喰らってしまった。
「ちっ。」
舌打ちをした雷滅はカブトマスクドフォームに変身し、爪の攻撃のダメージを軽減することに集中した。
隙を見てカブトクナイガンアックスモードで攻撃したが、連続で攻撃は決められず、ダメージを思うように与えられない。
「どうしたどうした!その程度か?」
「うぅ、バカにするなぁっ!」
雷滅カブトはベルトを操作してキャストオフ、ライダーフォームとなった。
「今は一旦退却するか···クロックアップ!」
雷滅カブトはクロックアップを発動させてその場から逃げた。
「ふっ、根性なしだな。」
スパイダーもその場から呆れたように去った。
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