過去ログ - 冬馬「サンタクロース（体験版）」
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2015/12/26(土) 17:42:08.23 ID:MBbtpvqY0
サンタクロース「おお！なかなか似合っとるではないか！」
冬馬「サンタ服のステージ衣装は着たことはあるが本物のサンタクロースの服を着るのは初めてだな」
冬馬「それで、このプレゼントを届けてやればいいんだな」
サンタクロース「ああそうじゃ、行き先はすでにこのトナカイ、コメットが教えておる」
サンタクロース「プレゼントとそこにかかれてある住所を見せればタクシーのごとくすぐに連れてってくれるぞい」
冬馬「わかったぜ、よろしくなコメット」
トナカイ「ﾌﾞﾙﾙ…」
なんでこの俺がワケあってサンタクロースになってプレゼントを運ぶことになったのか
その訳を話すには時間を少し遡ることになる
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2: ◆SSQ3ZyPptE[saga]
2015/12/26(土) 17:43:56.85 ID:MBbtpvqY0
ちょっと前
北斗「それじゃあ冬馬、俺たちはここで別れるよ」
冬馬「今年もみんなと一緒にパーティーできて楽しかったぜ！」
3: ◆SSQ3ZyPptE[saga]
2015/12/26(土) 17:49:25.39 ID:MBbtpvqY0
冬馬「…」ﾃｸﾃｸ
冬馬（あの時強がってつい寂しくないと言ったが､実際すげぇ寂しい…）
冬馬（特にあんな大騒ぎなパーティーやった後､家に帰っても誰も出迎えてくれねぇと思うと肩が重くなる…）
4: ◆SSQ3ZyPptE[saga]
2015/12/26(土) 17:57:46.35 ID:MBbtpvqY0
サンタクロース「困ったのう…一体どうしたらいいんじゃ…」
冬馬（…なんか帰り道誰もいないはずの道に荷物と鹿っぽい動物を引き連れた爺さんがいる）
冬馬（電灯の明かりではっきり見える、あれってどうみてもサンタだよな）
5: ◆SSQ3ZyPptE[saga]
2015/12/26(土) 17:59:40.14 ID:MBbtpvqY0
サンタクロース「ああこのままじゃプレゼントを渡せない…どうしたものか」ｼﾞｰｯ
冬馬（ついにガン見になりやがった…仕方ねぇ…どうせ帰っても何もやることねぇんだ…）
冬馬「おい、じゃなかった…あの、どうかしたんッスか？」
6: ◆SSQ3ZyPptE[saga]
2015/12/26(土) 18:01:56.14 ID:MBbtpvqY0
サンタクロース「おや？意外とあっさり信じるのか。単純じゃのう」
冬馬「え？信じるって…まさか…冗談なのか？」
サンタクロース「ほほ、冗談じゃないわい、ここに証明証があるじゃろ？ほれ、これが証拠じゃよ」
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