過去ログ - 冬馬「サンタクロース(体験版)」
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7: ◆SSQ3ZyPptE[saga]
2015/12/26(土) 18:08:24.43 ID:MBbtpvqY0
冬馬「ところでさっき何が困っていたんだ?」

サンタクロース「おっとそうじゃった」

サンタクロース「実はワシはさっき腰を痛めてしまってのう…大事な日なのにプレゼントを運べなくて困っているんじゃ」

サンタクロース「やはりワシも年じゃのう…そろそろ引退かのう…」

冬馬「そのプレゼントが渡せないと…」

サンタクロース「ああ、子供たちが泣いて悲しむじゃろうな…プレゼントが届かない絶望、サンタの正体が実は親だった絶望、そしてサンタを信じなくなる絶望の3拍子じゃな」

冬馬「んなのゴメンだ!プレゼントを楽しみにしている子供たちを悲しませるようなことはしたくねぇ!」

サンタクロース「そうじゃ、そこで頼みなんじゃが、お主が代わりにやってもいいか?」

冬馬「俺がか?」

サンタクロース「ああ、このまま放っておいたらせっかくのクリスマスが台無しになる」

サンタクロース「それに他にあてがない以上、君の力を借りるしかないんじゃ…知り合いも忙しくて連絡がつかなくての…」

冬馬「…俺にそんな大事な役をやらせてもいいのか?初対面の俺に?」

サンタクロース「ああ、嫌か?」

冬馬「嫌じゃねえよ、子供たちに笑顔を届けるのが俺の仕事だからさ」

サンタクロース「ほほっ、かっこいいことを言うんじゃの」

サンタクロース「それじゃあ、よろしく頼むよ」

冬馬「任せろって!俺にかかればサンタの仕事なんて楽勝だぜ!」



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