873: ◆ZFgfLAc.nk[saga]
2017/01/30(月) 00:31:25.43 ID:urbBuAfp0
夕立「弱いままの夕立じゃ、また如月ちゃんを」
如月「資格なんてどうでもいいわ!」
如月「私は…前みたいに夕立ちゃんとお話したい」
如月「あんな事が起こる前みたいに…」
夕立「また如月ちゃんを傷付ける!!!」
如月「」ビクッ
夕立「もうあの頃には戻れないんだよ!!!」
夕立「何もかも…何もかもが…変わっちゃったんだから…!!!」
如月「……………」
夕立「…そうだよ」
夕立「悔しかったのは、自分が弱いからだけじゃない」
夕立「如月ちゃんに対してだって…!!」
如月「………私?」
夕立「改二を目前にして、みんな夕立の事を気にかけてくれていたのに」
夕立「如月ちゃんが改二に覚醒した!!あの時から!!」
夕立「夕立に誰も目を向けてくれなくなった!!」
夕立「如月ちゃんが私より先に改二になって!!!」
夕立「ずっと提督と一緒にいて!!次の秘書艦候補だって噂も出て!!」
夕立「…あんな事が無かったら」
夕立「今、如月ちゃんが居る場所に、私が居たかもしれないって…」
夕立「そう考えるだけで!!!」ドン!!
如月「……………」
夕立「そんな事になって…今さらになって…!!」
夕立「あの時は悪かったって…何なんだ…って!!!」
夕立「………そんな事」
夕立「友達に…言えるわけ…ないじゃないの…!!!」
夕立「また…守りたい友達を、夕立が傷付けるなんて、絶対に嫌だ…!!!」
夕立「そんな事言ったら…何もかも、滅茶苦茶になっちゃう…っぽい…!!」
夕立「でも、弱い夕立は…そう、考えちゃう…」
夕立「…だから」
夕立「夕立は、弱いままじゃ駄目なんだ」
夕立「如月ちゃんに追いついて、如月ちゃんを追い抜いて、強くなって」
夕立「如月ちゃんと肩を並べて戦えるようにならなきゃ」
夕立「如月ちゃんに会う資格なんて、無いんだ」
夕立「もう二度と、傷付けない様に」
夕立「もう絶対、守れないなんて事が無いように」
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