過去ログ - 【安価コンマ】理不尽難度のダンジョンアタック【オリジナル】
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485: ◆x8NsquFWLI[saga]
2016/01/04(月) 20:12:42.33 ID:TSSmLDQko
途中、落ちた触腕や溶けた鉱石を越え、何の問題もなく小部屋へと辿り付く。

扉へ開放を命じれば、こちらの扉は素直にあなたに従った。
やはり、自身で捧げたかどうかの違いなのだろうか。

内部には何かが侵入した様子はない。
あなたが最後にこの部屋を後にした時のままだ。

それをしっかりと確認してから扉を閉め、ランタンの仕掛けを操作し着火した。

薄赤い炎の微かに揺れる光が、白い壁にあなたの影を描き出す。
暗くなり始めていた部屋の中は、今やランタンによって十分に照らされている。

だが、この部屋では十分であろうが、ランタンは小型の物でしかない。

通路の端までを明らかにできる光量ではありえない。
葉脈が完全な光を放っていた時のような視界をあなたに提供する事は不可能だ。

あなたは今後、それを十分に心に刻んでおく必要があるだろう。


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