過去ログ - 【安価コンマ】理不尽難度のダンジョンアタック【オリジナル】
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887: ◆x8NsquFWLI[saga]
2016/01/07(木) 21:24:02.17 ID:4Y6NG8CNo
テーブルの横に立ち、あなたは声をかける。
すると、二人の反応は両極端であった。

聖職者の少年は人懐っこい柔らかな笑みを浮かべ、どうされましたか、と声を返す。

しかし、エルフの少女は言葉の代わりに舌打ちをし、下方からあなたを睨みつけた。
特徴的な長い耳も素早く動き、警戒する猫のように伏せられている。

剣呑な少女に気圧されながらも、あなたは情報の売買を持ちかけた。


少年は無料で良い、と言いかけたのだろう。
しかし、むりょ、の辺りで突然顔を歪め、言葉を止めてしまった。
優れた五感を持つあなたには、確かに何かを蹴り上げるような音が聞こえた。

どうやら少女は、手も早いらしい。


『情報が欲しいなら、あんた、ここの払いを持ちなさい。
 わざわざエルフにまで声をかけるぐらいなら、情報の重要さぐらい知っているんでしょう?
 この程度、安いものよね?』


多少の出費は覚悟していたあなたが当然頷くと、エルフの少女は店員を呼び寄せ、手際良く注文を追加していく。


……あなたは頬を引きつらせながら、椅子に座り、求める情報について問いかけた。



>>↓1 何について聞く?


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