過去ログ - 風花「猫耳で恩返し」 -SS速報VIP

過去ログ - 風花「猫耳で恩返し」

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9:名無しNIPPER[saga]
2015/12/30(水) 18:09:54.59 ID:TE7b0TTD0

風花「猫ちゃん？」

目の前の廃ビルから猫ちゃんの鳴き声が聞こえました。
気付いたら、廃ビルの中に足を踏み入れていました。

以下略

10:名無しNIPPER[saga]
2015/12/30(水) 18:12:27.33 ID:TE7b0TTD0

風花「よしよ～し。あ、そうだ。ユキごはん食べる？」

カバンから、お昼に食べきれなかったおにぎりを取り出します。
ユキは「待ってました」と言わんばかりに目をランランと輝かせておにぎりを見つめています。

以下略

11:名無しNIPPER[saga]
2015/12/30(水) 18:13:52.87 ID:TE7b0TTD0

・・・・・・・・・・・・・・・

12:名無しNIPPER[saga]
2015/12/30(水) 18:14:31.72 ID:TE7b0TTD0

・・・・・・・・・・・・・・・

13:名無しNIPPER[saga]
2015/12/30(水) 18:15:54.15 ID:TE7b0TTD0

そして翌朝。目が覚めたら私に真っ白な猫耳が生えていました。

14:名無しNIPPER[saga]
2015/12/30(水) 18:16:50.97 ID:TE7b0TTD0

この真っ白な猫耳は私の意志とは関係なく動くみたいで、
どんなに手で押さえつけても次の瞬間にはピンと立ってその存在を強調してきます。

風花「うぅ、隠れてくださいー」

以下略

15:名無しNIPPER[saga]
2015/12/30(水) 18:18:17.30 ID:TE7b0TTD0

Ｐ「珍しいね。風花から話があるなんて」

息を切らして事務所に来た私に、プロデューサーさんは「まぁまぁ」と言いながら暖かいココアをいれてくれました。
それをゆっくりと飲みながら私の中の覚悟を決めて、

以下略

16:名無しNIPPER[saga]
2015/12/30(水) 18:19:32.52 ID:TE7b0TTD0

Ｐ「えーっと、なんていうか……猫耳だね」

風花「はい……猫耳なんですよ」

以下略

17:名無しNIPPER[saga]
2015/12/30(水) 18:20:11.53 ID:TE7b0TTD0

猫耳を触られて思わず飛び上ったら私の頭がプロデューサーさんのあごにあたってしまいました。
プロデューサーさんは片手でごめんごめんとしながらもう片方の手であごをさすっています。

風花「だ、誰か診てくれる人を探してきます！」

以下略

18:名無しNIPPER[saga]
2015/12/30(水) 18:21:27.69 ID:TE7b0TTD0

私がソファーに座って、その後ろにプロデューサーさんが立っています。
手を両膝の上に乗せていると、手のひらが少し汗ばんでいるのを感じました。

……もしかしなくても今の状況ってちょっと、

以下略

19:名無しNIPPER[saga]
2015/12/30(水) 18:22:15.61 ID:TE7b0TTD0

Ｐ「でもあれだな。本当に生えてるんだな」

そういいながらプロデューサーさんは私の猫耳の裏側をさすります。
まるで子供の頭をなでるような優しい手つきで猫耳の裏側をなでられると、ものすごく安心して心地よくて。

以下略

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