26: ◆NA1nr6kL6nmE[saga]
2015/12/30(水) 22:34:44.57 ID:sdSsLXKF0
ーーリツコ研究室
ミサト「なんなのこれ?」
リツコ「加工済みのフィフスの波形データよ。シンジ君の実験で得られたデータでフィルタリングしてみたの」
ミサト「まるで脳だわ…」
リツコ「そうね。ガンマ線の発生源がランダムではなくそれぞれが連携している。こんな現象はもちろん自然界には存在しない。中性子の消滅のタイミングを人為的に操作している」
リツコ「人工的に作られたフェムトマシンによるもの。その可能性が高いわ」
ミサト「フェムト?ナノマシンより小さいって事?」
リツコ「一つのフェムトマシンのサイズは原子と同程度。ナノマシン程の物質の生成能力は無い。代わりに、核反応を利用して高速に膨大な計算を行う。一種のコンピュータね」
リツコ「このフェムトマシン群が一定の崩壊を起こし準安定状態になると、様々な元素をエミュレートする事が可能よ。シンクロテスト時の電子機器への干渉や、レイの蘇生を阻止したプロテアーゼに変化する事も出来る」
ミサト「もしかして戦自が?」
リツコ「まさか!今の人類の技術ではナノマシンですら作れないのよ。技術的特異点を考慮してもフェムトマシンなんて二千年先の技術ね」
ミサト「…使徒か!」
リツコ「重要参考人から容疑者になったわね」
ピッ
ミサト「私よ、日向君!諜報部と保安部に連絡!すぐにフィフスを確保して!」
リツコ「簡単に確保なんて出来るかしら?相手は最強の能力を持つ使徒なのよ」
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