17:名無しNIPPER[saga]
2015/12/31(木) 05:40:07.04 ID:Qab+XHF/0
P「急なパスもあったもんだな。まあ芸能界だし、休みが未定なのは仕方ないよ。俺にとっての『ご褒美』か……これはやっぱり、アイドルの成長を近くで見られることだ。二人とも日に日にできることが増えていくからさ。俺も、もっともっと仕事を取ってこないとなって、いつも――
紗南「あう! わかった、わかったから! 茄子さんは? 茄子さんの『ご褒美』って、なに?」
茄子「私はね、私が出会う人たち皆に幸せになってもらいたいなって、ずっと思ってたの。アイドルになると、それまでよりずっとたくさんの出会いがあって……お仕事を頑張ると、皆が喜んでくれるでしょう? そのことが本当に嬉しかったの。紗南ちゃんみたいなアイドルのお友達もできたし……私、これからも皆を――
18:名無しNIPPER[saga]
2015/12/31(木) 05:41:38.36 ID:Qab+XHF/0
紗南「なんだか照れくさいけど……確かに、二人があたしを認めてくれてるのは分かったし、期待に応えたいなって思ったよ。こういう時間も、あたしにとっての『ご褒美』って言えるのかも。へへっ」
茄子「まあ、これは……」
P「紗南に一本取られたみたいだな」
19:名無しNIPPER[saga]
2015/12/31(木) 05:43:06.36 ID:Qab+XHF/0
#3 終わり。エピローグである#4に続く
20:名無しNIPPER[sage]
2015/12/31(木) 07:15:55.42 ID:v/WVXA8vO
珍しい組み合わせね
もう茄子さんの時期か
21:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:56:18.95 ID:yDPthq8b0
#4 紗南「きょうは茄子さんの誕生日だね」
22:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:57:30.22 ID:yDPthq8b0
§1月1日 朝 事務所§
茄子「新年あけましてー……」
「「「おめでとうございまーす!」」」
23:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:58:23.29 ID:yDPthq8b0
紗南「それでね、去年ちらっと話したとおり、茄子さんにプレゼントがあるんだけど……」
茄子「そうでした! 私、あれからずっと楽しみにしてたんですよ?」
P「気を持たせるつもりはなかったんだけどな……俺からは、これを」
24:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:59:06.04 ID:yDPthq8b0
紗南「もっちろん! はやく開けてみせてよ〜」
茄子「じゃあ、プロデューサーがくれた四角いのからね。これは……見たことのない本ですね〜」
P「読んだことがあったらどうしようかと思ったけど、新年早々ラッキーだったよ。俺のお気に入りだから、ぜひ試してみてくれ」
25:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 03:00:01.81 ID:yDPthq8b0
茄子「紗南ちゃんのプレゼントは何かな? 私に似合うってことだったけど……あら、手袋ね! ちょうど持ってなかったから、嬉しいわ〜」
紗南「やったね、Pさん! 二人の合わせ技で出したクリティカルだよ!」
P「それは重畳。俺も少しは役に立てたみたいだな」
26:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 03:02:24.67 ID:yDPthq8b0
P「さて、プレゼントも渡せたし、そろそろ飯にしないか? 俺、腹減っちゃったよ」
紗南「あたしもお腹すいた〜。茄子さん、お雑煮食べよう!」
茄子「はーい♪ お正月の朝は、やっぱりお雑煮ですよね〜」
27:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 03:03:18.76 ID:yDPthq8b0
紗南ちゃんとプロデューサーのおかげで、きょうは特別な誕生日になりました。
三人で一緒に過ごせるなんて……私、やっぱり運がいいみたいです〜♪
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