過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」小蒔「大台突入の10です!」【永水】
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27: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2016/01/06(水) 19:23:45.25 ID:uPO9RBCao

巴「お心遣い感謝します」

巴「ですが、私はもう狩宿とは縁を切るつもりでここにいますので」

「…………は?」

瞬間、彼女達が驚きに固まるのは、それがあまりにも信じがたいものだったからだ。
元々、『六女仙』はその役目を果たした後、それぞれの分家で最上位に近い地位が約束されている。
まさにエリートコースと呼ぶに相応しいその未来も、実家と縁を切ってしまえば意味がない。
それを目当てに『六女仙』になろうとしていた彼女達にとって、彼女の言葉は荒唐無稽としか思えなかった。

「…正気ですか?」

「そもそも狩宿と縁を切ってどうやって生きていくつもりです?」

巴「さぁ。そこまでは考えてはいません」

巴「…でも」チラッ

唖然とした様子で尋ねる彼女達に、巴はそっと視線を隣へと流す。
瞬間、巴の視界に入るのは気遣うように自身を見つめる京太郎の姿だった。
本来ならば決して足を踏み入れたくないであろう神代のお膝元で、自身を気遣ってくれる愛しい人。
その姿に思わず笑みが浮かびそうになった彼女はゆっくりと口を開いて。



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