過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」小蒔「大台突入の10です!」【永水】
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43: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2016/01/06(水) 19:33:13.87 ID:uPO9RBCao

「そ、そこでね、ぼ、僕は言ってやったんだ」

「あんまり強い言葉を使うなよ、弱く見えるぞってね」

初美「へぇー。格好良いですねー」

京太郎「(…誰かが一緒なのか?)」

そうやって近づく内に、京太郎の耳に初美とはまた違う声が聴こえる。
ボソボソとハッキリしないのに、耳の奥に絡みつくようなその声は間違いなく男性のモノ。
それに返事をする初美の声が聞こえるものの、京太郎はまったく安心出来なかった。
こうして近づけば近づくほど、彼女の困惑が強く感じられるのだから。
何処か不愉快にも思えるその声の主が、初美の事を困らせているのは確実だろう。

京太郎「(多分、こっち…って…おうふ…)」

「でゅふふふふ」

そう思って足を早めた京太郎が曲がり角を曲がった瞬間、信じられない光景が視界に飛び込んでくる。
一人の男性が巫女服姿の初美に詰めより、後ろの壁に腕を突いている。
一般に壁ドンと言われるその光景は、本来ならばとても絵になる光景だった事だろう。
だが、初美に詰め寄っている男は、京太郎よりも30cmほど身長が低いにも関わらず、その腹部がでっぷりと膨張しているのだ。
その上、髪はボサボサで、肌も荒れきっているのだから、絵になるどころかいっそ滑稽でさえある。



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