過去ログ - 提督「不幸な男女と」
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4: ◆c4DUj3OH/.[sage]
2015/12/31(木) 12:08:33.36 ID:YFxFRnZkO
扶桑「スタンド」


扶桑がスタンドを宣言したということは、裏向きのカードとの合計値が17点以上ということだ。
もし裏向きのカードがエースならば18となり、プッシュ。即ち、引き分けとなる。
しかし、エースである確率は49分の1。
このまま行けば、勝てる可能性の方が高い。


提督「俺もスタンドだ」


だから俺は、新たにカードを引くことをやめた。


山城「……ヒット」


一方の山城はヒットを宣言し、カードをもう一枚引く。


山城「……ヒット」


どうやら3枚目のカードもあまり良くなかったらしく、山城はサイドヒットを宣言した。


山城「バスト。……やっぱり不幸だわ」


バストとは、手札の合計値が21点を超えることで、その時点で負けが確定する。
こうなると、扶桑と俺の一騎打ちだ。
扶桑の滑らかな指が、裏向きに並べられたカードにかかる。
オープンされたカードは、クローバーのクイーン。
扶桑の合計値は17。
俺の方が一点勝った。


扶桑「……勝てると思ったのですが……」

提督「まぁ、運が良かっただけさ」

山城「運……ですか……はぁ……」


山城は盛大なため息をついた。
それがツキを逃してしまったのだろうか。
その後も俺は順調に勝ち続けることになった。


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