6: ◆Iris/WZGeA[saga]
2015/12/31(木) 15:12:01.40 ID:RoYh4VBHo
「……もう一度、耳の中を見せてもらってもいいか?」
「うん」
7: ◆Iris/WZGeA[saga]
2015/12/31(木) 15:12:34.31 ID:RoYh4VBHo
道具を用意した俺は執務室に戻り、鍵をかけた
「どうして鍵をかけるんだい?」
8: ◆Iris/WZGeA[saga]
2015/12/31(木) 15:14:24.75 ID:RoYh4VBHo
「ほら、膝の上に横向きで頭を乗せるんだ」
「う、うん」
9: ◆Iris/WZGeA[saga]
2015/12/31(木) 15:15:08.46 ID:RoYh4VBHo
「じゃ、今から始めるが痛かったら言ってくれ」
「う、うん……」
10: ◆Iris/WZGeA[saga]
2015/12/31(木) 15:15:37.71 ID:RoYh4VBHo
「て、提督?」
「耳掃除っていうのは別に怖いものじゃないんだ。よっぽど下手なやつがしない限りは耳を痛めることはほとんど無いし、溜まった耳垢が無くなると結構気持ちがいいんだぞ?」
11: ◆Iris/WZGeA[saga]
2015/12/31(木) 15:16:19.87 ID:RoYh4VBHo
「大丈夫だ。それで、肝心の耳掃除の時についてだが、最初はやっぱり少し痛かったな。でも、段々と張り付いた耳垢が取れる度にちょっとした快感になっていたんだ」
レーベはまだ体験していないのでよく分からない様子だ。無理もないが
12: ◆Iris/WZGeA[saga]
2015/12/31(木) 15:16:45.60 ID:RoYh4VBHo
「そうか。やってもいいんだな?」
「うん、提督に任せるよ」
13: ◆Iris/WZGeA[saga]
2015/12/31(木) 15:17:13.40 ID:RoYh4VBHo
「あっ、そこ……」
「ん、どうした?」
14: ◆Iris/WZGeA[saga]
2015/12/31(木) 15:17:44.43 ID:RoYh4VBHo
「ふぅ、何とか成功した」
「お疲れ様……とても苦戦しているみたいだね」
15: ◆Iris/WZGeA[saga]
2015/12/31(木) 15:18:10.31 ID:RoYh4VBHo
それから時間が経ち、何とか奥の耳垢を取り終えた俺は梵天で仕上げに入った
「ボンテンだっけ? これ、いいね」
16: ◆Iris/WZGeA[saga]
2015/12/31(木) 15:18:40.60 ID:RoYh4VBHo
「Guten Tag. 私はビスマルク型戦艦のネームシップ、ビスマルク。よおく覚えておくのよ」
一ヶ月後、何連敗したかも分からない大型建造で、ついにうちにビスマルクが着任した
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