過去ログ - 高森藍子「賑やかな冬になりそうですっ」
1- 20
1:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:04:28.90 ID:VniXLZFR0
――事務所の談話室――

<バーン!!

安部菜々「寒っううううううううううううう!!!」

高森藍子「きゃっ」


※単発作品ですよー

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:04:57.39 ID:VniXLZFR0
北条加蓮「ん」つコート

藍子「お帰りなさい、菜々さん♪ これ、どうぞ!」カケテアゲル

菜々「かかかかか感謝ですよ藍子ちちちちちちちち」ガチガチガチガチ
以下略



3:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:05:33.22 ID:VniXLZFR0
菜々「あ゛ー。死ぬかと思ったぁ……」(地声)

加蓮「…………菜々ちゃん、ハタチオーバーの声が出てる」モクモク

菜々「ハッ! え、ええと……ごほんっ。――キャハッ☆ 現役じぇーけーアイドル安部菜々、ただいま帰還しました!」
以下略



4:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:06:05.29 ID:VniXLZFR0
加蓮「…………設定温度を上げるってことじゃない?」モクモク

藍子「そうそう、そういうことですっ。次からは、菜々さんが帰ってくる前にも設定を高めにしておきますね」

菜々「うう〜〜〜、藍子ちゃんの優しさが屋台のおでんのように染みるううううう〜〜〜〜〜〜!!」ギュッ
以下略



5:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:06:33.01 ID:VniXLZFR0
菜々「…………あ、藍子ちゃん。その〜、ですね? ええとぉ、こ、ここに凍えているウサミンがいる訳でして……ええとぉ……」

藍子「?」

菜々「……たまには、その……反抗期、やってみません?」
以下略



6:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:07:03.08 ID:VniXLZFR0
藍子「ち、違うんです! その、菜々さんも加蓮ちゃんも同じぐらいに大事でっ……でもっ、加蓮ちゃんのお願いは、加蓮ちゃんとPさんの2人分でっ」

菜々「ナナには何かないんですかねえ!? Pさんからの言伝的なヤツ!」

藍子「菜々さんには……あっ、そうだ」
以下略



7:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:07:32.97 ID:VniXLZFR0
藍子「今、加蓮ちゃんと一緒にこれを作っていたところなんです」スッ

菜々「おおっ、可愛いお花ですね! これは?」

藍子「正月飾りですっ。もうすぐお正月で、何かできないかなって。せっかくなので、和風のお花をチョイスしました♪」
以下略



8:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:08:03.21 ID:VniXLZFR0
藍子「加蓮ちゃん、私が誘ったら夢中になっちゃって。こうして作業している間なんて、私が話しかけてもほとんど答えてくれなくなっちゃってるんです」

菜々「なるほど! ……にしてはさっき突っ込まれたり蹴られたりしたような気がするんですが」

藍子「そこはほら、加蓮ちゃんですから」
以下略



9:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:08:33.03 ID:VniXLZFR0
加蓮「うーん……なんか色使いが違う気がするなぁ。もうちょっとカラフルに……ううん、シンプルなのが……でも……」

藍子「加蓮ちゃん、まだ作るんですか?」

加蓮「うん。せっかくPさんにプレゼントするんだもん。自分で満足できないのなんて渡せないよ」
以下略



10:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:09:03.68 ID:VniXLZFR0
菜々「にしても、ここで加蓮ちゃんと修羅場にならない辺りが藍子ちゃんですよねぇ」

藍子「修羅場は、ドラマの中だけで……。そうだっ。せっかくですから、Pさん用の、みんなで作りませんか?」

菜々「いいですねぇ! ナナも、アイドルとしてプロデューサーさんのPさんに感謝の気持ちを! せっかくお正月ですからね♪」
以下略



11:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:09:33.19 ID:VniXLZFR0
――1時間くらい経ってから――

藍子「――よしっ、完成♪」

菜々「ナナと藍子ちゃん、それに加蓮ちゃんの懇親の力作! これならPさんも大喜び間違いなしですね! キャハッ☆」
以下略



12:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:10:03.77 ID:VniXLZFR0
菜々「ええ! ではまずナナから! やっぱりここは【ウサミンニューイヤーズ】――」

加蓮「それ私と藍子成分が行方不明になっちゃってるよ」

菜々「え? ウサミンと言えばこの3人じゃありませんでしたっけ?」
以下略



13:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:10:33.26 ID:VniXLZFR0
加蓮「ねーねー聞いてよ菜々ちゃん。藍子がさ、私と2人でユニット組もうって言ってもいっつもいっつも無視して他の子とばっかりイチャついてるんだよ? ひどいと思わない?」

菜々「藍子ちゃんは加蓮ちゃんの嫁か何かですか」

加蓮「私はPさんのよm」
以下略



14:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:11:03.31 ID:VniXLZFR0
加蓮「えー? 何それ、わがままー。じゃ、どしたらいいの? 年齢ネタでいじればいいの?」

菜々「どうしたらいいと聞かれるとナナもまた困っちゃう訳ですが――ってなんで最初にその選択肢が出てくるんですかねぇ!?」

藍子「ほら、加蓮ちゃんですからっ」
以下略



15:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:11:33.42 ID:VniXLZFR0
加蓮「なるほど……。ねね、じゃあさ、Pさんがどんな名前をつけるか予想してみない?」

菜々「ビビッ! 今、ウサミン星から電波を受信しましたよ! Pさんはズバリ――【ウサミ」

加蓮「まず"さんじゅうななさい"ってフレーズが入るのは確定だよね」
以下略



16:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:12:03.45 ID:VniXLZFR0
加蓮「ふふっ。私もそんな子供みたいなことをずっと言ってる訳にはいかないよ。心配させちゃう身体なのは私が一番分かってることだし。それに、最近はPさんに心配してもらえるのがちょっぴり嬉しくなって」

<〜〜〜♪

加蓮「ん? メールだ。……『風邪引いてないか!? ちゃんと暖かくしてるか!?』って。もー、Pさんしつこいなぁ。大丈夫だってば」メルメル
以下略



17:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:12:33.65 ID:VniXLZFR0
藍子「アイドルって、演技力も大切ですよね」

菜々「オンオフの区別だって大事でしょーに」

加蓮「だってここ事務所だよ? 事務所にいる限り私はアイドルだよ」
以下略



18:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:13:04.37 ID:VniXLZFR0
藍子「菜々さん、次は頑張りましょうっ。私も応援してますから♪ はい、カイロ、もう1つどうぞっ」

菜々「はあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜♪」

加蓮「そんなに寒いならストーブの温度を上げよっか?」
以下略



19:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:13:33.42 ID:VniXLZFR0
菜々「そしてスイッチを押してみると無残にも鳴り響く給油のサイン」

藍子「む、無理です菜々さん、やめてくださいっ」

菜々「コタツで眠ってしまった時には寝ぼけてつま先でコードを引っ掛け電源がオフ、起きた時には下半身が凍りつくような寒さに……!」
以下略



20:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:14:03.53 ID:VniXLZFR0
菜々「いやぁ、冬って嫌な季節ですけど……こーいう時こそLIVEで熱くなりたいですね!」

藍子「LIVEで、熱く……」

加蓮「だね。ファンもきっと、寒い中に来てくれてるだろうから……もう思いっきり叫ぶくらいでさ。こう……わ〜〜〜〜〜〜〜! ってくらいに」
以下略



21:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 02:14:33.75 ID:VniXLZFR0
加蓮「ん、なんとか……」

菜々「一度や二度のバタンキューでくじけるほどナナは甘くありませんよぉ……!」

加蓮「……バタンキューって死語になってるって前にお母さんが」
以下略



25Res/20.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice