過去ログ - 雪歩「落としだま」
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2:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/01(金) 11:22:52.01 ID:hR5JqMzV0
真美「それにしても、まさか事務所の鍵が本当に針金一本で開くとは」

亜美「いろんな意味でヤバイよねこれって。社長室の金庫は大丈夫なんだろうかとか」

真美「とにかく、さっさとやっちゃおう」

亜美「おうよ。レッツいたずら初め」

ガサゴソ

真美「つい数時間前までここでみんなでカウントダウンパーティやってたのにね」

亜美「まるで昨日のことのように思い出せるよね。あ、昨日じゃなくて今日か。ほい真美、ブーブークッション」

真美「あいよっと。これをりっちゃんの席の座布団の下にっと」

亜美「ピヨちゃんのカロリーカットカップヌードルをメガサイズにすり替える」

真美「しかも亜美真美特製の激辛仕様。一度開けて激辛の粉を詰めて元通りに封をしたから絶対にバレない」

亜美「最後ににーちゃんのパソコンのデスクトップをマッチョマンのヌード写真に…おや?」

真美「どったの亜美?」

亜美「真美、これ見てこれ。にーちゃんの机の上にある封筒」

真美「封筒?『マミ』『アミ』って書いてあるね、こっちは『1/1あずさ』って」

亜美「中身はなんと現金だよ、札束だよ。いっぱい入ってるよ」

真美「そーか、これはにーちゃんから真美たちへのお年玉だ!」

亜美「なるほど!…あずさおねーちゃんのは?」

真美「ほら、昨日…じゃなくて今日さ、カウントダウンパーティのあと、日付代わってすぐに真美たちだけ早く帰らされたじゃない。子供ははよ帰れって」

亜美「そだねー、それで今日は亜美たちをおこちゃま扱いしやがった復讐のためにやってきたんだしね」

真美「そのとき、あずさおねーちゃんもいっしょににーちゃんの車で帰ったっしょ。終電なくなるし、
   タクシー乗り場までたどり着けるかすら怪しいからって。ミキミキももう寝てたけど」

亜美「なるほど、亜美たちとあずさおねーちゃんが帰った後でみんなにお年玉を配ったってことか」

真美「ま、そこで真美たちを仲間外れにするようではこんな軽い復讐ではすまさないけどね。でもにーちゃんはちゃんととっておいてくれたんだ。
   たぶん仕事始めの5日に渡してくれるつもりだったんじゃないかな」

亜美「そー考えると、なんか悪いことしてる気がしてきたね」

真美「してきたね。…復讐、やめようか」

亜美「復讐は何も生みださない、ただ空しいだけなのだ…」


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