過去ログ - 【R-18】寝取られの運命(さだめ)
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563:うっかりピエロ ◆yXF/ojHTKk[saga]
2016/02/07(日) 15:18:35.22 ID:3/5EmyFwO
私は家を出ると八百屋さんで果物を買い、高志さんのお母さんが入院している山ノ下総合病院へと向かった。


──────山ノ下総合病院──────

甘優「失礼します…」ガララ…
高志母「あら?あらあらあら、甘優ちゃん。お見舞いに来てくれたの?」
甘優「ええ、お加減はどうです?」
高志母「そうねえ…良くもなく悪くもなくってところかしら」
甘優「………」
高志母「嘘よ。元気元気 ♪ そんな悲しい顔しないで」

高志さんのお母さんは幾ばくか痩せていた。
それが癌の進行からなのか、抗がん剤の副作用なのかは分からない。でも目に見えて痩せていた。

甘優「あの、手術は…」
高志母「ええ、手術は経過を見て判断するらしいわ。まだ出来ないみたいね」
甘優「そうですか…」
高志母「それより甘優ちゃん、高志とはどう?上手くいってるかしら?あの子は優しい子だけど少しだらしないところがあるから心配で」
甘優「い、いえ、高志さんにはいつも良くしてもらっています。こちらこそ至らない点が沢山ありますので…」
高志母「…ふふ、甘優ちゃんのそういう奥床しいところが好きよ。安心して高志を任せられるわ」
甘優「いえ、そんなこと…」
?「おー、甘優ちゃんか!」

お母さんと話しているとドアが開き、高志さんのお父さん………広川 浩二(ヒロカワ コウジ)さんが入ってきた。

甘優「ご無沙汰しています、お父さん」
浩二「はっはっは、甘優ちゃんは相変わらず良い尻だ。安産型だな!」
高志母「お父さんっ。若い女の子にそんなこと言ったらいけないわ」
浩二「そう固い事言うな。高志と結婚すれば孫が見れるんだからな」
高志母「気が早いわ。…ごめんなさいね甘優ちゃん。この人勝手に舞い上がっちゃって…」
甘優「いえ…」
浩二「どうだ?甘優ちゃん。高志とはヤっとるか!?俺としては結婚と妊娠の順番が逆になっても良いんだがな!わっはは!」
高志母「お父さんっ、いい加減にしてください」
甘優「あ、あはは…」

お母さんは良い人なのだけど、お父さんはちょっと苦手。一言豪快と言えば気持ち良いものではあるのだけど、セクシャルな発言が多い。
孫が見たいから急いてしまう気持ちも分かるのだけど…。

浩二「………母さん、まだ孫の顔を見るまでは死ねないぞ? 癌なんぞに負けるなよ?」
高志母「…ええ、分かってるわ」
浩二「ふふ、甘優ちゃん。わざわざ見舞いに来てくれてありがとうな」
甘優「いえ、また来ますから」
浩二「来てくれるのはありがたいが…そんな暇があったら高志とパコパコして孫を作ってもらった方が」
高志母「お父さんっっ!!」
浩二「うひっ!そ、そんだけ怒れりゃ病気も逃げそうだな〜…なんつって」
高志母「全くもう…品の無い…」ブツブツ

お父さんは…確かに下品かもしれないけど、今日はわざとそうしているようにも見えた。きっと元気の無いお母さんを励ますつもりで言っているのだろう。
そう、思った。

それからお母さん、お父さんと世間話を小一時間ほどして、私は病室を後にした。
病院を出て五分も歩かない内に後ろからお父さんが私を追ってきた。

浩二「甘優ちゃん!」
甘優「お父さん…どうされましたか?」
浩二「実は………家内の事で相談があってね…」
甘優「……はい」

お金のことだろうか?…いや、でも高志さんはお金の目処は立ったと言ってたけど…。

浩二「ここじゃあ話しにくいな…。家に来てくれないか?」
甘優「………そんな、深刻なお話しですか?」
浩二「……ああ」

お父さんは眉をしかめる。
もしかしたらお母さんが………。


1.分かりました。伺います。
2.では高志さんも呼びます。
3.別のところではいけませんか?

↓1〜5多数決。決まらなければ多いものの中で↓6が決定。




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