過去ログ - 提督「おかえりなさい」
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2:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/04(月) 05:57:55.84 ID:fjrwTPQ50

長時間の遠征にから戻ってきた翌日は必ずお休みを与える。

出撃で大破した時は体に負担が掛かるからと高速修復剤を使わない。

入渠を終えた艦娘一人一人に労いの言葉と、自分の指揮の至らなさを詫びる。

これは劣悪な環境下で過酷な軍務についている艦娘が少なくない中、過保護とも言えるものだろう。



私達艦娘は人々の悪意に敏感だ。

人から人ならざる者へと姿を変えた私達への差別意識は今なお消えない。

むしろ、私達艦娘の出自が知れ渡るほどにそれは強くなっていく。

私達艦娘は人から向けられる視線にとても敏感で、そして視線に秘められた感情にも敏感だ。

道具を効率よく扱うための口先だけの褒め言葉なんてすぐに見抜ける。

そして、だからこそわかるのだ。

提督の言葉にも、その優しい瞳にも、一片の嫌悪感も浮かんではいないということに。

提督は人並み以上に、それこそ娘のように私達を愛してくれている。

そのことが一つ一つの言葉や表情からわかるのだ。



だから、私達は提督を深く尊敬し、そして強くお慕いしている。






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