過去ログ - 男「好きだ」女幼馴染「服着ろバカ」
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4:VIPにかわりまして、NIPPERがお送りします。[saga]
2016/01/04(月) 22:59:41.16 ID:PMErblaK0
【ちょっと小説風に書きたかったんだ。許してくれ】
季節はいつの間にか秋から冬に変わり、少し寒さを覚える今日。この頃。
幼馴染が風邪ひいたらしく、俺は今、幼馴染のお見舞いに来ている。
幼馴染「......」zzz
男「完全に寝ていますな」
幼馴染「んー......」
男「ふむ......」
幼馴染の顔は夕日に当てられたかのように赤くなっており、額からは少し汗が滲んでいるのがわかる。
俺は、その汗を拭きとろうとする。
もちろん"口"でな。
男「んー」
俺の舌が徐々に幼馴染の額に近づく。そして、あと2センチのところで天使の囁きが聞こえる。
幼馴染「そのまま近づいたら、ぶっ殺す」
男「......」
男「はい」
俺の舌はどうもチキンらしく、素直に引っ込んでしまう。困ったものだ。
幼馴染「で、何をしようとしてたんだ?」
男「汗を掻いていたので、拭き取ろうとした所存でございます」
幼馴染「そうか。お前の舌で舐めとろうとしてたんだな」
男「......」
幼馴染「......」
男「てへっ♪」
俺はそう言った瞬間、幼馴染は懐から何かを取り出して、俺の目に吹きかけた。そして、俺の目は激痛に見舞われた。
男「ぎゃあぁあああ!」
幼馴染「念のためにと思って、常に持っていた唐辛子スプレーがこんなときに役立つとはな」
男「ちょ......そういうのは、犯罪者にやるものでは......」
幼馴染「安心しろ。お前も立派な犯罪者予備軍だ」
そう言うと、幼馴染はにっこりと笑った。
その時の幼馴染の顔は、今まで一緒にいた中で一番の笑顔だったのと同時に、俺は一番幼馴染の顔をうまく見れなかった時でもあった。
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