過去ログ - 李衣菜「突き指で全治二週間なんて……ロックじゃないなあ」
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35:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/06(水) 00:33:44.03 ID:QA1yu9970
李衣菜「……そっか。それなのに、私……」

みく「?」

李衣菜(ギター、一生懸命練習してても……なかなか思うように上達しなくて)

李衣菜(それでちょっとくさってたところに、突き指までしちゃって)

李衣菜(でも)

李衣菜(正直言って……少しほっとしたのは事実だった)

李衣菜(でもそれは、自分を信じなくなりかけていたということ……)

李衣菜(自分に対する自信を、失いかけていたってことだ)

李衣菜(だから――……私の前に“あいつ”が現れた)

李衣菜(私に、自分の心の弱さと向き合わせるために)

李衣菜(……そういうことだったんだ)

みく「李衣菜ちゃん?」

李衣菜「みく。ごめん、あと一個だけ答えて」

みく「えっ? う、うん」

李衣菜「私にとっての『ロック』って……何だと思う?」

みく「はぁ? 何でまたいきなり」

李衣菜「いいから」

みく「……そんなの」

みく「『李衣菜ちゃんらしく生きてる事』以外に……何かあるの?」

李衣菜「! …………」

みく「?」

李衣菜「――――みく!」ガバッ

みく「ふにゃあ!?」

李衣菜「やっぱり……やっぱりみくは私のベストパートナーだよ!」ギュウウ

みく「! り、李衣菜ちゃん……」

李衣菜「…………」

みく「もう……今更何を言ってるにゃ」

李衣菜「えっ?」

みく「みくはずっと前から、そのつもりだったにゃ」

李衣菜「――――みくッ!!」ギュウウウウウ

みく「ふぎゃああ!!! い、いたいいたいいたいにゃ! これハグ通り越してサバ折りにゃ!」

李衣菜「あっ。ごめん」


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