1:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:21:15.07 ID:01dYIgCr0
元旦と言うだけあって神社の境内は大勢の人でごった返していた。今日は姉さんと二人、初詣に来ている。
「うわー、すごい人やねぇ」
「ほんと、混んでる……」
「これだけの人なんやし、知り合いとバッタリ会うかもしれんなー」
杉浦さんと偶然会ったら、きっとこんな風に……
私の脳内は新年早々妄想を繰り広げる。
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2:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:23:35.46 ID:01dYIgCr0
『あら、千歳、千歳も来てたのね』
『うん、あけましておめでとうな』
『あけましておめでとう』
3:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:24:40.53 ID:01dYIgCr0
『もう、何回も言わないでよっ!その、千歳だって可愛いわよ』
『ほんまー?』
『あぁもう何で千歳はそんなに余裕そうなのよ!私ばっかりドキドキしてるみたいで……』
4:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:25:17.56 ID:01dYIgCr0
「おーい、ちっづるー!!ちとせー!!」
妄想の一番良いところに入ったとこで、無駄に明るい声で現実へと引き戻された。
「うげっ、歳納……!」
5:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:26:25.42 ID:01dYIgCr0
「あけおめー!新年から千鶴に会えて嬉しいぞ!」
人懐っこい犬が飛びかかるように抱きしめられた。
「うわっバカ放せ!!」
6:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:27:41.25 ID:01dYIgCr0
「ありがとう船見さん、あけましておめでとう」
「うん、あけましておめでとう、千鶴、千歳」
「あけましておめでとうー」
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