2:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:23:35.46 ID:01dYIgCr0
 『あら、千歳、千歳も来てたのね』 
  
 『うん、あけましておめでとうな』 
  
 『あけましておめでとう』 
3:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:24:40.53 ID:01dYIgCr0
 『もう、何回も言わないでよっ!その、千歳だって可愛いわよ』 
  
 『ほんまー?』 
  
 『あぁもう何で千歳はそんなに余裕そうなのよ!私ばっかりドキドキしてるみたいで……』 
4:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:25:17.56 ID:01dYIgCr0
 「おーい、ちっづるー!!ちとせー!!」 
  
 妄想の一番良いところに入ったとこで、無駄に明るい声で現実へと引き戻された。 
  
 「うげっ、歳納……!」 
5:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:26:25.42 ID:01dYIgCr0
 「あけおめー!新年から千鶴に会えて嬉しいぞ!」 
  
 人懐っこい犬が飛びかかるように抱きしめられた。 
  
 「うわっバカ放せ!!」 
6:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:27:41.25 ID:01dYIgCr0
 「ありがとう船見さん、あけましておめでとう」 
  
 「うん、あけましておめでとう、千鶴、千歳」 
  
 「あけましておめでとうー」 
7:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:28:42.75 ID:01dYIgCr0
 「ちっづるー!!!」 
  
 懲りずに飛び付こうとしてきた。私はそれを後ずさりしてかわす。 
  
 「うぉっとっとっと……千鶴がよけたからコケそうになっただろー、なんでよけるんだよー」 
8:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:30:08.39 ID:01dYIgCr0
 「何で逃げるんだよ千鶴ー」 
  
 「お前が追いかけるから逃げるんだ!」 
  
 「じゃあ私は追いかけないから千鶴も逃げないで止まって!」 
9:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:32:04.46 ID:01dYIgCr0
 「はぁ……はぁ……早く抱きつかせてくれたらこんなに走らないで済んだのに……」 
  
 「お前が抱きつかないという選択肢は無いのか」 
  
 「無い!」 
10:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/05(火) 22:33:06.39 ID:MdL6W4eYO
 期待 
11:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:33:55.80 ID:01dYIgCr0
 「じゃあ、拝みに行こうか」 
  
 「おう!レッツゴー!」 
  
  
12:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/05(火) 22:36:13.14 ID:01dYIgCr0
 ☆★☆ 
  
 人混みを掻き分けて本殿の前にたどり着いて、お賽銭を投げてお祈りする。 
  
  
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