過去ログ - 穂乃果「これがラブライブの選択だよ」
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242:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 17:39:38.36 ID:PilyZabWo

絵里(そこからの日々はタイムマシンの開発に全てが費やされた)

絵里(最初の一ヶ月で過去に辿った世界線であれば、メールも記憶も送れるようになった)

絵里(次の一ヶ月はその検証をした。つまり、自分の記憶を跳ばし、この世界線に再び戻ってくる危険な実験であった)

絵里(電話レンジの改良方法は頭の中にあったので、それも何とかクリアし、次の段階へ)

絵里(ここからが実に長い時間を必要とされた。かかった期間は三年。課題は過去へ送るものの容量制限の撤廃)

絵里(これをクリアしなければ、肉体を過去に送るなど夢のまた夢である)

絵里(実に地道な作業であった。言ってみれば、一バイトずつ送れる容量を増やしていくような行為だったからである。ちなみに一バイトは半角文字一文字なので、分かる人にはどれだけの困難なのかは容易に想像できるはずだ)

絵里(そして、容量制限は撤廃され、動画さえも過去に送れるようになっていた)

絵里(ここから二年で私と真姫は人体を送るタイムマシンの完成へと至った)

絵里(地道な三年間があったからこその成果でもあった)

絵里(しかし、ここで一つ問題が発生する)

絵里(数値、コストのかかり方が極端だったのである)

絵里(電話レンジでのコストを仮に一と仮定すると、記憶で百、肉体で五万である。検証だけで、解散ライブの貯金は全て使い尽くしていた。おそらく、真姫が解散ライブを挙げた時にはここまで計算済みだったのだろう)

絵里(さらに問題だったのが、未来へのタイムトラベル。予測で一億。インフレもここまでくると行き過ぎである)

絵里(しかしながら、かかるものは仕方がない。真姫と話し合い、私の持つ数値と穂乃果を救う計画とのすり合わせが念入りに行われた)





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